最近、旅をしてない。

と、思ったけど、よくよく考えたら今年の２月にオーストラリア行ってた

しかし、５５歳になるのに一人旅をした記憶があまりない。
覚えているのは３０代の頃、青森の海岸線を太平洋側の八戸から下北半島～陸奥湾～津軽半島～秋田よりの十三湖までを旅した事のみ。
旅先で市場に行って、食堂行ったり、呑み屋覗いたり、地元の変わったもの食べたりの経験がメニュー作りに大いに役立つ。

今行ってみたいのは、長崎五島列島・三重県尾鷲・ヴェトナム・トルコ・ギリシャ・コスタリカあたり。

でも一番行きたいのはワイハー
理屈抜きで行きたい。
明日にも行きたい。
いや、今日にも！

もう二ヶ月程前になりますが、渥美俊一さんが亡くなられました。
１５年程前に突然ふらりと来店されて、大層気に入って下さり、ご贔屓にして頂きましたが、ここ７～８年はお目にかかっていませんでした。

うちのアイスクリームを甚く気に入られ、ある年のお中元に使って下さった。
先生自ら送り先名簿とアイスに同封する挨拶文を持って来られました。
送り先はヨーカ堂の伊藤様、ダイエー中内様、オカダヤ岡田様をはじめ財界の有名人ばかり。
挨拶文上にうちのお店と私を紹介されて「協力してやってくれ。よろしく」的な文章で、とても光栄ながら、「何故なんだろ？」と思うほど良くしてくれました。
そしてアイスを送って、お礼方々青山のペガサスビルに小田原の干物を持って行った所、予想に反してやや不機嫌。「？？？？」

余計な事したのかなぁ？なんか落ち度あったかなぁ？自分なりに考えて出た答えは、
何事も徹底していた先生。人によっては横柄･傍若無人に写った事もあろう先生。
しかし私の目には自らの本分以外は一切気にも留めない頑固職人・匠の風格と写りました。
「俗っぽいお礼など無用。贔屓にして頂いた御恩は自分の本分、商売繁盛で返そう」でありました。
先生色々有難うございました。勉強させて頂きました。
御冥福を心よりお祈り申し上げます。

昨日はロバータ･フラックのライブを聞きにブルーノート東京に行きました。
BNTに初めて行ったのは「タワーオブパワー」。
今回で2回目ですが、1部で行ったので、
開演前に食べ呑み時間が結構ありました

ロバータフラックには思い入れがあって、今回は念願のライブ。
17･8歳の頃からのファンで、お店のBGMに何曲も入ってる。
で、7時開演に遅れる事15分、ロバータフラック登場。
チビデブ直径50cmのアフロ。まるで「湯ばぁば」みたい。ちょっと絶句。
しかーし、しょっぱなの「Killing Me Softly with His Song」の声の若い事
他の曲も30数年前リリースのアルバムの声と同じクリアなお声
あっという間に終わってしまいましたが、充実した時間を過ごせました。
今度はリー・リトナー行きたいな。