ゴールデンウィークも過ぎて、いよいよ夏への助走が始まりましたねー
お陰さまで4月は売上新記録。6千数百名様のご来店を頂きました。パチパチにかっ
心より御礼申し上げます。ありがとうございました!!

話は変わりますが、数年前からよく聞く言葉「コストパフォーマンス」
この言葉、オヤジはでーっきらいです。
Why?何故?は以下に書きますね。

・その言葉は得てして原価スレスレ、もしくは原価割れをするぐらいの売価で、
「スーパーの特売より安いんじゃね?」的に使われるから。
・大体モノの価格がおわかり?自分の感覚、食べ物屋で1品1人前が1000円以上なら
全て低コスパとか決めてるムキを感じるから。
・対象の品物・お店によって同人物の評価がブレるし、理解不能なとこがあるから。
・その他もろもろ書ききれないほどの虚しさを感じるから。

私は調理技能に長年の修練を積んだ技術者です。
よって、お店でお出しする全ての料理・素材は安心安全素材で調理されています。
豆腐・漬物・一部合わせ調味料を除いて、全てオリジナル手作り・作りたてです。
私達技術者は素材に調理加工する事を付加価値の創造と捉えています。
付加価値=価値を付け加える事で御代(報酬)を頂く。世界中の技術者と同じです。
その技術の良し悪しを評価されるなら喜んで受けさせて頂きます。
ただし、安心安全であるかどうかの判断は食事の都度に検査機関にでも出さない限り、
数日、数か月、数年経たないと身体が証明してくれません。
「俺のなんちゃら」も料理人の立場から言わせてもらえば、
プロの技を使って、材料仕入れ分だけ頂きます。なんてまやかしにしか聞こえませんし、
自分の技を安売りどころかタダで提供する料理人に腹が立ちます。
あー、もうこの辺でやめよーしょぼん

最後に一つ、今うちの店で活車海老の料理を出してます。
6本で1500円、1本当たり250円です。
某レストランサイトでは「美味しかったけどコスパ悪い」「高過ぎっ」なんて書かれています。
書くのは自由です。ただし、
活け車海老を扱っている、天婦羅屋さん・鮨屋さん・中華料理屋さんどこでも結構ですので、
比較してみて下さい。よろしくお願い致します。にこっ


| Diary | 2014,05,15, Thursday 08:32 PM | comments (x) | trackback (x) |
最後の投稿が去年の11月つーのはさすがにまずいだろ。
って事で先日撮った新人ユースケとMr.STUSSYの写真が
たまたまデスクトップにあったので、これ付けます。

ここ半年は色々ありました。
暮れの忙しさ、新年の忙しさ、節分あたりの忙しさ
花見の頃の忙しさ、歓送迎会シーズンの忙しさ…
あらら?忙しかった事だけ覚えてる汗
あと、うーんと、うーんと…あれ?思い出せない…はうー

個人的には私、九紫火星。本年は本厄の年でございます。
節分の折にはしかるべく所で厄払いの御祈願もさせて頂いたので、
一切気に掛けず動き続けて来ましたが、最近結構疲れが溜まるしょぼん
やっぱ厄年は自身のケアは必要かな?なんて思っております。

そりゃぁもう来年還暦だし、身体のどっかが動かなくなっても不思議じゃない歳ですが、
やっぱいくつになってもバリバリ働きたいし、波乗りもしたいし、あれもしたいこれもしたい。
と言う事で、「本厄」をもじって「翻訳」の年と解釈して、
長年通いたかった英会話を始めることにしました。にこっ

年々増える海外からのお客様。
それに加えて東京オリンピック!!
日本の、日本の魚を海外の方々にアピールすべくじぇったい身に付ける!!

このぐらい書いとかないとホントに始められるか解らないので…あうっ

また近々内容のある投稿しますんで、
今日のところはこれで勘弁してくだせぇ、お代官様。





| Diary | 2014,05,07, Wednesday 12:09 AM | comments (x) | trackback (x) |
ここのところ、ほぼ毎日
食材の偽装のニュースが流れてますね。
料理人として腹立つニュースもあれば「お気の毒」感のあるもの、
全く理解できないもの。コックさんに代わって釈明してあげたいもの、
色々あって、もうウンザリしょぼん

料理人として???なもの以下
芝エビ→バナメイ=芝エビの代用はバナメイでは絶対無理。それにコストはたいして変わらないし、両方とも安易に仕入れられる。芝エビで作るよりバナメイで作った方が良くなるのは「色味」だけ。誰かが「もう少し奇麗な色に仕上がんないの?」とか言ったとしか思えない。
車海老→ブラックタイガー=FBには書きましたが、車海老=英名タイガープラウン ブラックタイガー=淡水養殖のタイガープラウン。日本の政治家だったら「私は嘘を言ってません!!」って絶対言ってる。でも、だいたいなんでそんなにもして「車海老」って表記を付けたいのか解らない。料理法によってそれぞれそれに適した海老がいて、車海老だったらなにしても美味いって訳じゃない。これもコックさんの知恵じゃないような気がする。絶対にLOTOのCMの柳葉みたいなのがいるはず。メニュー表記は「海老の~」で充分なはずだもんぷん

下の写真はうちの小さな水槽で泳いでる(寝てる?)活の車海老ですが、この海老を使う料理はうちでは唯一品。他の海老料理は南米のホワイト海老とバナナ海老を使ってます。何故? 答えはその方が美味しいから。
ちなみにブラックタイガーはどの料理にも使ってません。何故? 味が嫌いだからてへっ

うちには偽装は存在しません。
お出しするデザートも全て当店オリジナルです。
ただし、店内では作りきれないので、配合・製造仕様を特注して委託工場で製造しています。

ただ一つおことわりしなければならないのは、
ランチでお出しする「はらみのステーキ」
どこがいけないのかと言うと、「ステーキ」と言う表記は一枚肉を焼いたもの。
うちのは切身にして焼いてますので、厳密に言えば「ステーキ」表記はできません。
しかし、表記は変えません。何故? 他に言い方が無いから…

巷に溢れるサイコロステーキ・カットステーキも同様。
原則はあっても実情に合わないものだらけって業界事情もあるんですしょぼん

当の車海老君は出番を静かに待ってます。

| News | 2013,11,11, Monday 04:52 PM | comments (x) | trackback (x) |
丹下輝之
1955年6月3日生。双子座。AB型。趣味はサーフィンと神社参り。好きな食べ物はやっぱり「魚」。16歳から日本料理「なだ万」に入り料理の道へ。
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