旬のおすすめ|in season!

Title: ほんさか。
Fri 27th May 2022 [12:57]
Name: kaikaya bts
♪雨がしとしと金曜日
僕は一人で君の帰りを待っていた
壁に飾ったモナリザも何故か今夜は
素敵な笑顔忘れてる♪
って、それ「日曜日」だから‼
それにバリバリ複製画のモナリザ飾るなよ‼

と言うとジュリーファンに怒られる。
小学校低学年時代になりたかった名前は「瀧廉太郎」「西郷輝彦」「加山雄三」高学年になると「萩原健一」「沢田研二」。ショーケンにはもっと長生きして欲しかったです。

今日の写真のお魚は長崎五島のホンカサゴと伊豆七島八丈のアカハタです。壱岐対馬・五島・平戸などの島々と幾つもの湾を持つ長崎は魚の宝庫で買参人にも人気があります。時化やら台風やらで「長崎物」が入荷しなくなると東京の市場は魚種が少し減って寂しくなり、我々も仕入れに苦労します。また、長崎物は魚の扱いが丁寧なのか他の産地物に比べると鮮度抜群なのも人気の理由。
アカハタも東京では小笠原物が多く出回りますが不定期なので八丈物の入荷があるとあっという間に無くなります。こちらも人気の高いお魚です。今日は両方を盛り合わせてグリルでお出しします。

と思ったら雨が止みました。
花の金曜日、渋谷道玄坂上の円山へ是非!

Title: ほんさか。
Sat 21st May 2022 [12:57]
Name: kaikaya bts
今日の東京の天気はどないやねん。
皆様こんにちは、開花屋です。
先程から渋谷円山町近辺は小雨→突然土砂降り→小雨→また突然土砂降りを繰り返し、今は雨上がりの曇り空が広がっております。
円山町は道玄坂上にある為にか雨にめちゃくちゃ弱い。今日はまたまた豊洲で沢山仕入れてきたのでリンダ困っちゃう。って意味わかりませんよね?
今日の目玉は体長16~18㎝の特大常磐ボタンエビです。お刺身3尾付けてニャンと900円‼安いっ‼ちなみに普通にお寿司屋さんで出してるボタンエビは「富山海老」の事で、本当のボタンエビは太平洋側にしか棲んでいません。なのでこの海老は「本」ボタンエビと言う事になります。
本日の花のコースのお刺身にもお1人様1尾お付けします。
夕方には雨も止むでしょう。
是非ご来店を‼
マッチョます。

Title: ほんさか。
Thu 12th May 2022 [11:23]
Name: kaikaya bts
「ファイト―っ! 一発ーっ!」も「押すなよ!絶対押すなよ!」ももう聞けなくなってしまいましたが、皆様お元気でしょうか?ファイトの方は私めと同い年。奥様とウチの女房は面識アリ。なんだか身につまされてしまいます。
昨日は3日遅れの母の日で97歳のオフクロに中とろと鰻の寿司、べったらと胡瓜の浅漬け、カステラ、フルーツ諸々を差し入れて来ましたが、面会室で寿司とカステラをペロッと食べてしまい、浅漬けとべったらは今夜のハイボールのつまみにするんだとウキウキニコニコしていました。
「自分の遺伝子の90%以上がこの人の遺伝子であって欲しい」と、67歳で亡くなった父には申し訳ないけど強く思ってしまいました。

今日のマグロは塩釜の旋網漁ホンマグロです。
写真に添えた文章通り、今日は厚切りでお出しします。
と言う事で待ってます。円山花街母の街で‼

Title: ほんさか。
Fri 06th May 2022 [12:22]
Name: kaikaya bts
皆様こんにちは。
昨日まで3日間のお休みを頂きまして全員リフレッシュ致しました。私オヤジは一昨日の波乗りパドル地獄で肩が少々回りませんが、膝腰は至ってピンピンですので今日からまた走り回ってお料理したいと思います。
写真はサワラです。魚編に春=鰆と書くのはかつてサワラが西日本の魚で、春になると瀬戸内海でよく獲れたからだそうです。今はサワラと書きますが私が料理人になった50年前、年配の料理長は献立に「さはら」と書いていました。実はサワラの語源は「狭腹」なので本当は「さはら」と書くのが正しいらしいです。
ちなみに今は東北辺りでもサワラの水揚げがありますが昔は鹿島灘辺りが北限だったようです。「東にマナガツオ無し、西に鮭無し」「東のマグロ、西のブリ」なんて標語があったように西と東、南と北では魚種・漁獲の違いがあったのでしょうが、今は海流とかの気候の変化でその地で穫れる魚も変わって来てるんでしょうね。

今日のサワラは皮目を炙ってお刺身でお出しします。
ではお待ちしております!

Title: お久しぶりです。
Thu 21st Apr 2022 [12:11]
Name: kaikaya bts
皆様こんにちは。
お久しぶーりーね(梓みちよ風に)
そして今でも愛しているといって下さいますか?(あべ静江風に)
東京は曇り空ですが久しぶりのポカポカ陽気です。
本日は4月21日、春の土用の真っ只中です。土用は例の「鰻食えや」の夏の土用を含め年4回あります。土用の期間は鰻食うだけじゃなく、色んな心掛けが必要みたいで、例えば棟上げ・壁塗り・種蒔き・苗植え・祝儀などを昔は控えたみたいです。
【土=つち、用=はたらき】なので地面から沢山養分もらえちゃう感じですが、植物に養分を与え育てる土も、半面では養分を吸収できなくなったり寿命が終わった物を分解して土に還す用きもあり、むしろそっちが重要みたいですね。なので、土用の時期は栄養のある物食べて身体を健康に保って過ごしなさい。と言うのが土用鰻を定着させた平賀源内センセイの真意なのかも?
ちなみに春の土用は「い」、夏の土用は「う」、秋の土用は「た」、冬の土用は「ひ」の付く物を食べると良いって言う話もあります。一般人はいちご・うなぎ・たい・ひじき。マニアックな人には、いなご・うぐい・たにし・ひまわり。超マニアックな人にはインパラ・ウサギ・タガメ・ピュラチレンシスがおススメです。

写真は本日入荷のホンカラゴとオゴダイ(別名ヒメダイ。昭和52年頃のなだ万では「なだ万鯛」※2020年1月28日の開花屋FBページ参照)です。久々の長崎物で鮮度抜群でございます。
まだまだお席がございます。
是非是非ご来店を!